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2007/06
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Jun 23 はれ |
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夕涼み。流れる雲が、月をかすませて夜にリズムを刻みます。 近くの虫の声、葉音に混ざって、時々、聞こえる遠くの都会らしい音。 中央線がレールを揺らす音。青梅街道を走るバイクの爆音。 夜の静かさを気づかせます。 今にホッとします。 |
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Jun 19 はれ |
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「オレ〜『ブタキム=金正日』が、鳥肌が立つくらい嫌いなんだけど!」 かっこいいパッチギ、フレンド(在日朝鮮人)「オレも同じだよ!」 でもお手上げです。家族、あなたや、まだ会ったこともない気のおけない未来を人質にとっているから! 鳥の足(ピースマーク)が、笑っているぜ。 |
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Jun 17 はれ |
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寝過ごしちまった! 朝早くにセガレにおこされる。 目的地を決めずにサイクリングで遠出するという。夕べ、深夜 仲間とのPSPのメールで決めたらしい。 聞いてない!迷惑。寝直し。 早稲田通りの途中財布を忘れたことに気づいて引き返してきた。 そんなわけで一日ボ〜。 夕方、散歩から帰ってくると、煎餅がある。 結局、浅草で引き返したそうだ。ちょっとかっこ悪いと思ったのか、仲間と電気風呂のある銭湯に逃げた。 朝早く起こしておいて浅草までとは、やっぱりかっこ悪い。 |
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Jun 16 はれ |
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フ〜熱い!日陰をえらんで一周。シャワーを浴びよ。 |
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Jun 15 はれ |
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私がモネを特別に敬愛するのは、具体的とか具象とか現実や現象とは、まったく関係がないくらい、感覚(自分)が全てなのだと教えてくれた。 感覚に名前や題名はありません。人によって大系づけられたものなど信用できない。 自分の感じたことだけを信じなさいと教えてくれた。 表現は自立を促します。 私はモネを知るまでは、具象やタイトル的な見出し(模倣)に依存していました。 モネが教えてくれた。「勇気を出せよ!君の人生だろ」 |
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Jun 13 はれ |
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暑いせいか、ぼんやりしています。隣のベンチの老夫婦「オマエ覚えていないのか?」「私は全然」旅の出来事らしいのですが、互いの記憶のウエイトの違いをひとつにせずに、静かに話しています。記録と記憶と思い出は、別物。私も遠い出来事が、本当にあったのか、無かったのか、わからなくなることがあります。暑くなくても。だから旅をしましょう。 |
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Jun 11 はれ |
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髪を切るのが嫌だと、逃げ出していったセガレ。(セガレの髪は、今日まで私が散髪している)残された虫眼鏡で、庭で遊ぶ。 カメラのレンズの前に虫眼鏡をおくと、 思いがけないにじみや色が出ます。 イレギュラーな、遊びは、スクエアすぎるさっきまでの脳に問いかけてきます。そんなんで満足してたのハア〜? |
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Jun 10 くもりのち雷雨 |
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現在、大雨洪水注意報発令中。 am7:00、猫の世話をしているおばさんと話した。 器量好しの雌猫が具合が悪い。以前はその度、獣医につれていったり、家で介護をしたそうだが、今はしない。 ここで逝かせる。 寿命は変えられない、注射を一本打って、その日エサを食べて、ほんの少し臨終を延ばすだけ、かわいそう。 ここの猫たちの寿命は7〜8年くらい。 |
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Jun 9 はれ |
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週末の出発。一番好きな藤色のLinhofで始めようと下池。 大はずれ。話しかけられるのは全然OKですが、ラジオでニュースを流しているおじさんにつかまった。 テレビの一般的でない時代の日本の朝、ラジオのニュースは平均的ライフスタイルでしたが、私はダメ、ズーッとちぃちゃな時からダメ!状況が違えば、懐かしい朝食を思い出したりもするのでしょうが・・。 シャッター切れずに退散。 ラジオドラマのCMソング「ケロリン」の歌を唄いながら帰った。 写真はありません 。 |
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Jun 8 はれ |
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NHK「どんと晴れ」に鋳物師(imoji)が登場します。実は私の大学の専攻は美術鋳造、懐かしく見ています。職人の名前も一字違いの名人が当時岩手にいらっしゃったから、彼がモデルと言うことは簡単に想像できます。 主人公が作品の感想を求められての言葉は幼稚でしたが、真言だったと思います。 作り手(作品)からつながる物語を 途切れずに 受け手が、作ることができれば、存在の価値はある。 作り手にも受け手にも、蘊蓄たよりの説明や批評は許されない。 幸せを語らなければいけない。 アジサシが青空を斬って、どんより濁った水の輝く鱗めがけて飛び込みます。 |
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Jun 7 はれ |
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午後一、渋谷へ。 井の頭線に乗っているだけでなにを見てて良いのやら自分が気の毒になる。道玄坂から神泉へ。つぶれそうになる。 雑居ビルの6階。マッキントッシュが並んでいる。DTPの現場。ここのMacは、仕事の機械。うちのMacは、いいよ〜お友達。仕事を終えて、渋谷まで。 風俗の呼び込みにこえかけられてホッとする。根源的な欲望は何にも変わっていない。見た目の良さが、闘い、街を煙らす。 昔、109はヤナギが立っていて飲み屋が一軒、赤い提灯、恋文なんとかといってその先まっ暗通り。 登ってラブホ街の途中にはうまい醤油のラーメン屋と、煉瓦のカレーや、ロック喫茶、かっこいい若者がタバコ?ふかしてた。 センター街はノンビリしててね、三平食堂の安い飯が、ありがたかった。寺山修司もみかけたな。青蛾のあかり。 渋谷において行かれたね。 疲れて帰って、公園で繰り広げられる光芒は、想定の範囲内だと思う。 |
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Jun 06 はれ |
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このベンチで動けません。色味が踊るとき、不動の黒を探してしまいます。 |
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Jun 04 はれ |
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挿し木をして殖やした我が家のアジサイが、五鉢全部色が違う。くどいピンク、水彩絵の具の水色、ビロードの紫。 土の酸度が違うといってしまえば、色気も失せる。クローンも育ちで変わる思えば、それぞれの鮮やかさが愛しくなる。 |
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Jun 02 はれ |
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同じ言葉、話を何度するのだろう? たった10分か15分の間に・・・。このおじいさんはいつもそうだ、ニコニコ笑って穏やかに。 私もそのたび、同じようにうなずく。何年も。 「どうもありがとうございました」といつものようにベンチをはずす。 ギター弾きの若者がCDデビューの話があるが、躊躇っているという。井の頭や新宿、ライブハウスじゃ出せない音が、 この公園にはあるという。「それだけでめーいいぱいじゃない。責任なんて人類にとれたためしがないんだから、オレが営業してやるさ!」 無責任にいいました。 「光があたらなきゃ何にも見えないんだから、そこから先は君には関係ないよ」 |
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Jun 01 あめのちはれ |
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絵の中に迷いこんだ景色です。 サクラの黒い苦い実と、クワの赤い甘い実と 、茶色の耳たぶみたいな味のないキクラゲを食べた。 腹が痛くなったりするのはいやだけど、頭がボ〜となったり、幻覚でも見れたらいいな。 でもなんてこともなかった。なにもかわらず、見たまま、きれいな一日だった。 杖をついた白い帽子のお爺さんを追いこして、立ち止まって写真を撮っていると、追い抜かれて、また追いこして、 緑に見とれていると、また追いこされて・・・、下池のいしだたみの歩道。 景色に受け容れられたような平和です。 |