善福寺公園まったり日記 http://park.marketp.jp/

2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2008
2007/02
 Feb 25 はれ

コブシが咲いています。柳の枝も黄色く色がつきはじめています。ラスタな若者が、ちょっと遠慮がちに?ジョンゴを叩いています。春が加速しています。夕べ、面倒くさいと思いながら、大学の卒業制作展にいきました。卒業以来初めてかな?全体的に完成度が高く即戦力っていう感じで見本市のような印象です。私たちの頃はもっと社会とは関係なくて、わけのわからないゆるい作品が多かった気がします。帰り、荻窪でしこたま飲んだ。友人の言葉「社会は金くれるけど、時間ってくれないっすよね」人はコートの襟を立てて、ポケットに手を入れて、スタートきった春にすこしおくれて希望をふくらませています。卒業おめでとうございます。

 Feb 18 はれ
去年、咲かなかったコブシのつぼみのうぶげが、金色に輝いています。流れる雲が、すがすがしい。近頃、モニターの見過ぎでショボショボしていた目が欲しがっていた潤いです。目薬では効きません。若者から展覧会の案内受け取りました。心象風景を撮って(創って)いるそうですが、心象風景でないものを撮る(創る)ことって人に出来るのかなっと、ボンヤリ考えていました。今、かかわっているプロジェクトはたぶん心象風景ではないと思うのですが、見入っていると勝手にイメージ湧いてきて散歩して、好きになったり嫌いになったりします。機械が撮った写真もまた、気持ちの中で心象風景にデュープ(フィルムのコピー)してしまいます。
 Feb 17 はれ

一昨日?春一番が、噂された日。富士山が朝から日の入りまでずうっときれいなところで、ボーッとしていた名残で今日はひさしぶりにワイドラックスにフィルムを装填、撮影にとはりきったのですが、スカ!冬の晴れた日にはたいていは見える富士山が見えません。富士山は日本一てれくさいモティーフですが、東京から見る富士山は不思議な表情を持っています。人の移動が自由でなかった時代あの姿や表情が特別な何かであったことは簡単に想像できます。なにが言いたいのかわからなくなったので今日の善福寺公園。先回りでも、追いかけてもなんにもつかめない。

 Feb 12 はれ

ポカポカ午後に散歩してたら、彫刻家夫婦に合?会?いました。手なんかつないじゃって。90代夫婦。”聖骸布”をテレビでみて自分の90余年の美学をひっくり返されたと言い放つ老彫刻家。(補足ですが、関東近県に住む人なら興味のあるなしにかかわらず、眼にする彫刻を創った人)好きだな。経験を簡単にひっくり返す。かっこいい!積み上げだけのバビロンの塔みたいな人類の正義。キリストの顔に貼りついてできた汗や血でできたのしみ、どうも偽物らしいと先端科学は決定しても、イメージや心は積み木やブロックほど単純じゃなくて、漫画の吹き出しや屁の音のようにプ〜とつかみ所がないからおもしろい。老彫刻家も私も神や仏に帰依はしていません。世代を超えた同族の非生産的会話です。アトリエの壁に貼ってあった新聞の切り抜き”PLOのアラファット”「ええ顔してると思うんじゃがの〜。」オレだってブッシュのちじぢこまった顔より、フセインのほうが可愛いと疑わない。クリント・イーストウッドに似ているというと、ゴルフの帝王ジャック・ニクラウスの像は創ったぞ。こんど、彼からプレゼントされたクラブを見せてもらいます。

 Feb 11 はれ
膨大な数の航空写真の見過ぎで、眼がしばしばします。毎年、同じ日に撮影するそうです。ヘリコプターでの撮影かと思っていたけれど、セスナ機で撮影するそうです。数年前までは国土地理院が定める座標上と高度で、パイロットとカメラマンが、呼吸を合わせて撮影していたそうですが、今はナビゲーターシステムを利用して地上で入力、カメラマンは搭乗しないそうです。データは心象風景ではないのだから、そんなものかと思ってしまいますが、命かけてする職人技が一つ無くなってしまった気がしてさみしい。セガレと散歩。冷たい風にも負けず、ビールをあおる私、アイスクリームをなめているセガレ、親子だなとおもいます。木の実が、きれいだとセガレは言います。スズナリってハッピーな感じするよね。
 Feb 04 はれ
吉祥寺の寿司屋のランチでセガレの誕生日祝い。年寄り夫婦のおごり。歴史の研究で子育てしたオヤジが自身の戦争を書きつづった原稿をセガレにプレゼント。ガン治療中のオヤジの餞別。「書き下ろし?タイミングOK?まだまだ長生きすんじゃないの?」毒舌のエール。ランチでしこたま酔ってデパート裏の雑貨と図書をごちゃまぜに売っている本屋?で「これが文学や芸術の現在。わけわかんない!」「君にわかんなかったら我々もっとわからないよ」セガレはバッチリシンクロ。「鉄コン筋クリート」のシロのフィギュアを指してセガレに似ているでしょう。母「似てないわよ」私「俺たちが似てるって思ったんだけどな」久我山の終の棲家になるアパートに移動。ゲストルームやアスレティック施設、保育園完備そんなことを自慢している親たちに返す言葉がなくて、「そりゃいいや」とこたえていました。夕焼け子やけが流れている善福寺公園。陽が長くなったなっと思いました。今日の風は身にしみます。
 Feb 03 はれ
節分。北斗七星の祀り。先見と知恵の神様(妙見、明見?)の祀り。宗教に帰依していない私でも 今日が、ちょっとは暦の上では重要な日であることは、知識として知っています。そして、めでたくも、散財を強いるセガレの誕生日。焼き肉かピザをおごれというセガレに宅配のカルビピザにしたらと提案したら、{いつもオヤジいってんじゃん!焼き肉でもピザでも味で金を取れないヤツが考える企画商品だって」安くあげようと思っている私の腹の内は見透かされています。早朝、暖冬でも、下池の荻の囲いの中は、凍結しています。梅はこんなモンかなと言うくらいの咲き加減。この季節の普通の土曜日。
Feb 02 はれ

 

 

ホームページ制作MarketP.