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古い大きなカメラ(8x10)
工作
トリの餌付け
大きなカメラ

 

 

 

 

◎Special Think yuo!

松岡工房

アトリエベガ

西荻のディープな職人

 一番縮んだ状態からオンマウスで最長(手前銀色のスケールは50cm)

 オンマウスで驚きの収納状態から撮影状態に

 古い大きなカメラ(8x10)

西荻の友人からクラシックカメラあるけどいらない?少しでかいんだけど・・。ほしい。連絡を受けてすぐ公園で待ち合わせ。おもそうな古い大きな布張りのケースから彼が取り出したのは戦前の日本の品としかわからない8x10の木製カメラ。絶対ほしい!

去年の夏、息子の夏休みの工作でピンホール写真撮ってたからさ〜。おまえなら使うんじゃないかと思ってね。直せるでしょ?なおしたら十九世紀のフランスのレンズ貸すよ。直す。ぜったい直す!

直すといってみたけれど、ジャバラの穴の修理、乾ききった木のきしみを滑らせることができるか。錆びているギヤの錆は落とせるか。三脚に固定するための雲台を作れるか?ガラス乾板用ホルダーにフィルムをこていできるか。問題は山積みでした。

ジャバラの修復材ならあるだろうって、ネットで探してもなし。考えに考え抜いて和紙をちぎって墨で着色貼り付けたのですが、過去の直しよりいい具合です。大正解!

木部の滑りを良くするには、蝋かなと 松岡工房の社長に相談したところ、超高品質の馬油。そんなの手にはいるの?はいらない。いきなり固く絞った布で水拭きしたときにはおもわず驚きましたが、大丈夫!シリコンオイルを布に吹いて何重にもして、可動部を拭きはじめました。きしみもなく良く滑るようになりました。

既存の三脚に固定する雲台は鍛冶屋のアトリエベガさんにアイデアを打ち明けたところ忠実に形にしてくれました。最大の難題クリア。

ガラス乾板式のホルダーをフィルム式に改造するにあたって、シナベニヤを松岡工房から頂いてカッターとカンナで製作。市販のホルダーよりフィルムの平面性がででたかなと思います。

<<オンマウス前後のチルト、レンズ面のライズ、ホールができます。

レンズボードにはアトムのピンバッチ↓レンズがないので五円玉

西荻の職人たちは私のわがままで面倒なお遊びを お金も取らず、材料わけてくれて そのうえ昼飯付けて 付き合ってくれました。

彼ら曰く 先人のいい仕事 にふれるのは、職人としてしあわせなんだよ。

どうもありがとうございます。

このカメラでの撮影は暑さをさけてとおもっています。結果はのちほど。

 

 

 

 

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