＜＜加工した糸巻 （オンマウスで製材前の枝と皮をむいた枝　作業用の切り株も善福寺公園でもらったもの）

材料・道具 ドングリの枝（半年乾燥） 小刀　やすり <<ブリッジも善福寺産に取り替え(オンマウスで糸巻UP）

　糸巻（ペグ）

アパートのゴミ置き場でウクレレ泣けずに沈黙していました。レスキューすることにしました。

症状＝ブリッジがボディから外れペグ4つのうち2つが弦の張力にたえられない。捨てられてもしょううがないかな！瀕死状態。

処置＝ブリッジの補修治療、ペグの移植、ネック及びブリッジのコマによる弦高の改善、音の増大化、ビジュアル重視

処置に際してのドングリの枝は強い風の日に落下した枝をあらかじめ乾燥（半年位）し、木槌でたたいて皮を剥き製材、加工して使用。皮を剥いた枝のテクスチャーは硬くザラザラしてサメ肌状でニギニギしていると気持ちいいです。また小刀やヤスリをかける時も歯切れ良くエッジが決まり”巧”気分にさせてくれる素材です。

結果＝おもむき（味）を重視し過ぎたためペグを回しにくいですが、コマをかたい素材に交換したので音が爆発的に大きくなりました。さっそく「亜麻色の髪の乙女」を単音でかなでた妻もXX才の手習いをはじめよっかナと云っています。いい音してますよ。愛情のこもった音色です？

工作台も公園事務所からもらったニワトコの株です。

材料費￥0　　加工時間半日