善福寺公園まったり日記 http://park.marketp.jp/

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2006/02
February_27 はれ
昨日、「善福寺公園のマカロニ」の搬入を手伝いました。大変に質の高い展示会だと思います。自然の発見、要素の抜き出し、シンボル化、彼の場合、文字への発展を予感させる、デザイン好き、文字好きの人、もちろん自然好きにはたまらない展示です。(彼はトンバ文字を早くから日本に紹介してたな〜)自然や現象は人の喜怒哀楽、社会、意味、善悪、美醜とはまったく関係のない存在です。自然や現象は人を思ってはくれませんし、たいてい、人の存在の有無にかかわらず存在しているわけですから。今回の展示は、人が片思いしたときから始まる生産の大切さ展示してくれています。また、100%メード・イン・善福寺公園というのも興味深い。今日、明日は忙しすぎて公園には行けません。したがって写真もイラストもなし
February_24 はれ

「よりつよく よりはやく よりうつくしく」東京オリンピック('64)のコピーだったと記憶しています。(間違ってる?)当時、日本国民の目標だった。はじめの二つは、スポーツに限らず技術、経済成長等で達成したと思います。しかし、”よりうつくしく”に限っていえば、私の国は、大切なところで頓着できませんでした。これは、私自身や私の国のコンプレックスでした。荒川静香はうつくしかった!ショートプログラム3位のときまで、コーエンやスルツカヤ等、欧米の選手の感情表現と比較して、荒川さんは、やっぱスポーツなんだよ、て思ってました。フリープログラムの演技はすばらしかった。ちゃんと演技。芸術の女神でした。確信しています。政治・経済・科学あらゆることにプラスうつくしさがなければ、先が見えてる。仮病で入院した政治家、金だけが平等と言いきったIT社長へ。期待や名誉やお金のプレッシャーにも負けずニッポンの娘たちは、ガンバってるぜ!今日は写真がありません。

February_23 はれ
「鼻と口を手で押さえて、息をふさいでも、苦しくなって手をはずし呼吸を始める。これが生きてるということです。動物の意志や感情というより、命そのままです。意志のない生き物ってことからすれば、植物です。私の命そのままに見てみたい。目玉に映してみたい。植物人間になりたい。でもそうやるとコックリ、コックリねてしまうんだ。(笑)」善福寺公園で、ふつうの老人から頂いた言葉です。私の目玉は、たくさんたくさんフィルターがかかっています。この素晴らしい言葉さえも忘れること。命って簡単すぎて、大変だ。
February_22 はれ
適当な厚みの雲は、きつい影をトローンと軽いグレーに換えて街ごとアトリエの光に包まれてます。軒先のいろんな容器に植えられた小さな花が、住んでる人を伝えます。公園にはスケッチブックを持った、人たちがいっぱいいます。この日、この時間、この公園に深刻なことを考えている人は、いないような気がします。
February_20 あめ

アスファルトの雨を切る車の音。久しぶり?のいい天気ですレニ・リ−フェンシュタールのことをぼんやり思ったりしています。オリンピックの時はいつも、彼女のことを思います。若かった頃は強く、今はボンヤリ。オノ・ヨーコの開会式の「りめんばあ」を、天国のレニだったらどう思うのだろう?なんてね。

February_19 くもりかな
鼻の奥のつんつんは、風邪なのか花粉症の始まりなのか、ビミョー。息子の中学進級の標準服を買いに行きました。私的には詰め襟がいいと思っていたのですが。普通がいいと息子はいいます。制服屋は区立の学校名を告げると「は〜」。息子の行く中学には制服がありません。ちょっと失礼だと思ったので、量販店へ。サイズがなくて、店員は女性ものならっと、かなり失礼です。入学式にしか着ない標準服に、七五三の衣装選びの情熱は、よみがえりません。結局、クラスメートのママのご推薦の吉祥寺SEIYUの一番安い標準服を買いました。ネクタイはホック式で、妻に耳打ち「こんなんでブラジャーのはずし方覚えるのかね?」妻「ばか!」脚の長い息子は安物標準服で、ポーズをとってカガミの前でおどけてます。
February_18 はれ
管理事務所で白鳥の写真展が開催されています。熱いですね!盛りあがっている!それぞれに伝わってきます。一般公募,全展示(アンデパンダント)ていうのが、楽しいね。壁三面がほぼ展示で埋まっちゃって、やんちゃ。やんちゃがシンプル、ストレート。あの日の歓声が、聞こえてきます。
February_17 くもり

微妙・びみょう・ビミョー。NOVAのコマーシャルコピーで使われてから、流行っているようです。息子にその意味を問うたところ、辞書的な100点回答と、会話で使うときの感覚の違いについて盛りあがりました。彼曰く「ふつう」「人にきく」など、ビミョウー?な行動をともなった使用例を話してくれました。また、知人が若い女性のクライアントからメールで微妙と書かれていたことに、困惑したと話していました。顔をつきあわせた打ち合わせでは、きもちの位置関係がまだ読み取りやすいのですが、難しい。会議等で、微妙なところで進んだり、決定したりする事は普通にあります。○と×の間の△ほど簡単なことではないらしい。でも確実に言い当てているふしぎな「和の美学」です。

February_16 きりさめ

目が覚めて布団を押し入れにかたしてカーテンを開く、私の生きてきた、一日のきまりのパターンです。窓からの風景は、斜めの朝日だったり、雨だったり、雪のこともありました。でも昨日と今朝は違います。オーラがみえるのです。それは私がアル中だったり、危険な薬物を使用したわけでも、解脱の境地に達したからでもありません。目隠しの窓の車から、役者たちが、出たり入ったり、歩いているのです。ロケです。私が見たのは、芸能ブラウン管オーラです。西荻あたりでも、なりきりと見え方に命をかけている職業人を、パチンコ屋やラーメン屋で見かけたり、すれ違うことはあるのですが、シュチューエーションがプライベート(寝起き一番)だと驚きますよ。やっぱり華っていいね

February_15 はれ
野暮用で都下にある大根農家をうかがいました。昔からの農家で今では大地主さんです。固定資産税を毎年3.000万円UPをお上に払っているそうです。クレージー! 年寄り夫婦の収入は農協に大根を納めるのと無人の小屋で一本100円で売るだけ、とても支払える金額ではありません。その支払いのために、ご先祖様から受け継いだ家を守るため、畑を切り売りしたり、マンション建てたりで金策しているとのこと。クレージー!税制のことはわかりません。でもクレージー!農機具小屋に子猫がたくさんくつろいでいました。救いでした。あくまでも私的に。
February_14 はれ
カモメは、もういません。ようやく梅が咲きました。一つだけ。コートはいらない。
February_13 はれ

月曜だというのにこの陽気。ゆるい空気が濃厚です。今週はおもいやられそう。ふきのとうも大きくなりました。

February_12 はれ

息子の外食リクエストは、回転寿司、バイキング形式のレストラン、焼き肉や。私的には、全て苦手です。理由は忙しくて、面倒くさい!美味いマズイ、高いやすいは、二の次、三の次で、とにかく面倒くさいのは嫌い。ランチは赤坂見附のコマ展望台のあるホテルでバイキングでした。私と妻の無理じゃないの忠告も無視、息子は腹一杯デザートたいらげて、気持ち悪いよ〜は、決まりの台詞。失礼だろ!バカ野郎!腹ごなしに新宿まで徒歩。四谷あたりで、東京国際マラソン。大学駅伝の選手は「アンガールス」みたいだけど、マラソン選手ってカッコイイよね。

February_11 はれ

あれあれれれ〜。花見顔。目を引く開花はロウバイだけですが、園客はお花見笑顔です。しだれウメも花一輪ありませんが、大きくふくらんだ蕾を携帯でスナップして楽しそうです。花はなくても花見顔

February_10 はれ

サクラの新芽が対岸からでも、ふくらんで、暖かみのある色に変わってきてるのがわかります。ヤナギも黄色くなってきました。ニュースでは、自分こそが最先端とか優位とか優先とか、わけわかんないことを信じて、デリカシーのないエチケット知らずの、想像力不足の視野狭窄のどーしょもない風刺画や、ビジネスが、普通に静かでいられたはずの人たちを怒らせています。

February_9 はれ
春夏秋冬を横綱に、季節の表現はたくさんありますが、季節の間や、間の間や、間のどっちかよりって行司は、「心と体」です。もちろん行司指し違いや、物言いも日常茶飯事ですが。今日の軍配は、土俵際で”光が寒さをうっちゃり春の勝”って感じでしょうか。あなたの軍配は?
February_8 くもりのちはれ
ネコを追いかけて、子犬がリードを振り切り、柵で囲まれたうっそうとした竹林に飛び込みました。散歩の女の子はパニックで泣き叫んでいます。私には何も出来ません。名前を呼んでごらん。女の子は名前を呼び続けます。もどってきません。彼女の心中を察すると、壊れそうになりました。追いかけられていたネコはちゃっかり木の上から女の子を覗き込んでいます。短い時間だと思うのですが長い時間、子犬は呼び続けた女の子のもとにトントコリズムで帰ってきました。そんなわけでドキドキでまったりとはいきませんでした。
February_7 くもりかな
予報によると気温16度っていってたのに・・・。夕べの雪が溶けません。今冬、おじいちゃんぽくって、かわいいと買ったとっくりセーターはとんでもないまがい物で型くずれ、すきま風、最低です。お年寄りや年寄りもどきも騙す、本物のまがい物でした。
February_6 晴れ

白鳥がいなくなった、公園は静かです。時々、白鳥を見に来たのですがどこに?と尋ねられます。ベンチも空いています。こんな日は空を見ています。まばたきの間に遠くまで飛んでゆく鳥の影、爆音を背中に残して、キラッと輝く白い影は飛行機、ゆっくり変化しながら流れる雲は、同じ時間は二度はないと。あきません

February_5 晴れ
昨日、今日と耳の端っこが痛くなる冷たい風が吹いてます。ハショ、バリッ、べリョ、地面を持ち上げている霜柱が泣きます。靴のうらの溝には泥がニュチョ、ヌチョ、ンット、ネト、とくっつきますが、朝から光を浴びていないところではかかとでおもいっきり踏んでも、カチ、コチンでわけわからずに凄いとつぶやいてしまいます。手にとって断面を見ていると精緻で無垢な完璧な水の形は、うつくしいもの見れたと、得した気分になります。暖かい部屋で耳が熱くなってかゆくなったので・・・・今日は終わり。
February_3 晴れ

今日は節分、眼の神様、妙見様、北斗七星の祀り?とせがれの誕生日です。社会とリンクする事について漠然と考えていました。ここで考えた”社会とリンクする”というのは、道徳、決まり事や経済のことです。だいたいに於いて、私やあなた(個人)が、ガマンや忍耐が必要だったりするようなリンクって多いな〜。”〜らしくない””〜しなさい”って云うのはリンクしてない人をしかるときの言葉だよな〜って。ストレス,イライラって云うのは、リンクしようと努力したときに感じる痛み?オトナになるって、大変だ!こんなに揺れていては12才になるせがれを叱れないな〜とリンク切れの父親は、発泡酒でなくてエビスビールを買いました。

February_2 晴れかな

朝、目が覚めるとお酒が呑みたくて呑みたくて、結局昼食を二人で公園のテーブルでという口実にワインを飲みました。天気予報のポカポカ陽気は、見事にはずれて寒かった。うちに帰ってミルクティーをのんだところまでは・・。たしかプレゼンについて話し合っていたのですが、うたた寝してました。行ったり来たりの季節の境目はあいまい。

February_1 雨

雨の色。重く、失ってしまった景(ひかり) 実は、それも色です。家を出るのもおっくうな雨は、少しの色の鮮やかさ故、まわりの暗さを穴にかえてしまいます。雨の直線の白は輝きを放ちません。樹の幹に素直に流れる水、アスファルト、車輪の飛沫は光の始まりです。屋根を流れる水、私のあとをついてくるぬかるみの靴の痕は、形の始まりです。グレーの空と濡れて穴になった背景は、安物の傘もうつくしい花にかえます。

 

 

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