善福寺公園まったり日記 http://park.marketp.jp/

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2006/04
April 29 はれ

忙しくて公園には六日ぶり、仕事の帰りに酎ハイロング一缶、夕日を見てました。疲れてます。カメラはなし。先月から、高名な建築家が、超売れっ子カメラマンのスタヂオの設計、その現場と、西荻の音楽スタジオの現場の管理。私のパートはモチベーションの維持。日本最高水準の職人たちが、オルガナイズされています。名工たちです。彼らは図面を見た瞬間、出来上がりが、頭にあります。細かく面倒な指示も、完璧にクリアします。高名な建築家は、自分自身の作った図面を名工たちが、完璧に仕上げた後から、変更を指示します。名工たちは、「さいしょからわかっていたことなのに・・」「高名な建築家が、出来上がりを描けないのか・・・」と、現場のモチベーションが下がります。不信がつのります。なにひとつ彼らの上をいけることのない私は、その場をもち直さなればいけません。「画竜点睛ってありますよね。眼を描き入れたら竜が、とんでゆく話。そんなことだと思うんですよ!建築家は竜を飛ばそうとしているんだと思います。辛抱してください。画は見えていないのかもしれません。見えていないと思う!でもそれってトップていうことじゃないでしょうか、新しい価値観の問いかけなんだから。経験なんて、(失礼)あてにしていないんだと思う。現場、現場が初々しくなければ、旬じゃないよね?」「形体は機能に準ずるって、デザインの基本はオレ信じてます。けど、不便も贅沢ではないでしょうか?わたくしごとですけどね、100年以上も前のカメラで、写真撮ったりするんですよ、ほとんど失敗、でもね、当たるとでかいんですよ。オレ、センチメンタルじゃないんですよ。コンピューター好きだし、失敗しない道具があることも知ってる、でも、不便てさ〜最先端や、贅沢に値するって信じてる、本気で。あなたのノコギリやノミで緻密なもの作るように。設計者のむちゃくちゃわがままな問いかけを聞いてみませんか?」休憩時間が、一番疲れます。みんな本気だから。出がけのマイスイートホーム,マイスモールガーデン。

April 23 はれ

入間の元米軍ハウスに住む知人宅に、超アナログ!活版印刷の機械運び込みました。とってもいい話があって、若いアパレルアーティストが、自分ブランド立ち上げのため、決め下着ならぬスクエア名刺を、活版名刺屋に発注したところ、彼の名刺を最期に老職人は廃業。その美しい印刷と、鉄製の塊、鉛の活字に惚れて引きとったというのです。後先も考えずに・・・。絶えちゃいけない。美しいんだから。イマジン!彼の真っ白なアトリエに油にまみれた歯車と、バネとネジで組みあげられた塊たぶん500Kgくらい?彼の責任に置いていろんな引き取り手を探したとの事。企業、教育機関等々、結局、知人の勤め先にアポイントメントがあり、本好きの知人個人が引き取りました。インクジェットやレーザーにも、もちろん利便性と機能はあります。でも、活版ってっ粗悪で取って代わられたのではなく、プロフェショナル過ぎて、コストパフォーマンスに、負けただけ。それだけをとりあげて、簡単すぎる勝敗はつける人はクズ。言いきります。製品を見なさい。移動には、生まれたときからバリバリバーチャルな若い映像作家やデザイナー、むちゃくちゃ昭和な親ほど歳のはなれた職人、7人かかわりました。皆、試しの起動に感動してました。仮想のさみしさは、機械油のにおいとバッタンバッタンとうるさく揺れるに救われているようでした。つながらなきゃ、うつくしさは!子等に。

April 22 はれ
「オレ的にはカッコイイと思うの。のぼりって」中学生になった息子はベランダのショボい鯉のぼりを照れています。「おまえが、この家出て行っても 揚げる(挙げる)ぜ!絶対カッコイイの!希望!晴!」おひな様も天神様も、クリスマスツリーもすてがたい、けれど、説教くさいの!絶対鯉のぼり!でっかい空にオレがここにいるってビビらずに、言える?気の小さい私には、言えません。アレはずした?公園に鯉のぼりが泳ぎました。若いヤナギの滝を昇ります
April 21 はれ
雲がながれます。八重のサクラ、しろいサクラ、木々の若葉、空のあおに涼しい風がおどります。気が佳い。恒例の鯉のぼりの準備をしています。にしきの鯉、あかい鯉、くろい鯉、あおい鯉、明日には、そらを泳ぎます。
April 20 はれ
妻が息子の剣道の袴の裾を詰めています。道場が変わって、型?の違いを指摘され、息子は、沈んでます。先生「悔しかったら、本気でかかってこい!」デリカシーのかけらもない言葉です。精一杯やってるものに対しては、「テイク・イット・イージー」これが信頼でしょ。折れてしまいます。息子自身が乗り越える問題だから、まっいいか。我が家には携帯電話がありません。これはうそです。仕事で携帯サイトを作ることもあるので、UPの確認のために持ってますが、持ち歩くことはありません。、電源はその目的の時だけON、ふだんはOFF。「めずらしい!」「携帯ないと、連絡つかなくて困るんだよナ〜」「なんで持たないんですか?仕事まじめに考えてますか!」よけいなお世話!大切な友人やビジネスパートナーは、絶対にそんなこといわない。守るもの(つながること)がチャンとわかっている人だから信じられる。不便を乗り越える創造、努力を卑下したふりして、てれくさそうに、自信を持ってやってる、頼もしい!低地にある公園の日没はすこしはやくて、今日はストロボ。鯉のぼり、アパートで一番にあげました。何、競ってんだろうね私は?
April 18 はれ
あったかい。おしどりつがい、おしどりふうふ?♂もきれいだけど♀のめやりも捨てがたい。インコもやっぱりいいんだよね。カルガモって日本で繁殖するんだってさ〜。暮らしは楽ではなさそう。
April 17 くもり
昨日は昨日。今日は今日。うそっだろう!お嫁にいっちゃうなんて・・・。
April 13 くもり

昼頃、でかいカメラをもって試し撮り。デカイ、重いだけで自分を見失ってしまいます。公園の写真の名手が手伝ってくれました。彼はクールランナーいつも冷静です。ありがとうございました。でも私的に助手や、手伝いより 無力をあたれる奴隷3人位ほしい!ピントあわすにも手がとどかない。入れ方決めるにもピントガラスを全面(4x5の四倍)みわたせない!雲台は、ゆれるし・・。とにかくデカイ、重い。午後、せがれをモデルに、室内撮影、解放f11で一分三十秒、100円のモデル料を払いました。”夕焼けこやけ”が流れる頃、散歩に行きました。美しい!特別な一日のではないか?HOLY DAY!スペルOK?

April 12 くもり
以前コンテンツ工作で紹介した古い8x10のカメラ、実は、10x12でした!レンズが手に入ったので試し取りしてみました。レンズは、120年前の英国製です。10x12のフィルムは、特注になります、そしてとてもエクスペンシブ!なので、四つ切りの印画紙を使いました。とにかく重い。風もほとんど感じないくらいですが、ゆれてます。4x5用のの三脚が二段までしか伸ばせません。シャッターは、もちろんありません。手製のレンズキャップを開けて、1・2・3・・・で閉じる。ドキドキします。すぐ家に戻って現像、二回くり返して8カット撮影。体力勝負です。忘れていた感覚です。
April 9 はれ
きのう花祭り。西荻のピンクの象さん、善福寺の弁天様の御開帳?にも縁がありませんでした。気をとりもどして、四谷三丁目から新宿御苑散歩。大木戸門の片山東熊の造った守衛所を(以前は、内藤門じゃなかったかな?)見学。窓から折りたたみの椅子やテーブルが、置かれ物置状態。足を止める人はいません。誓い!絶対にわすれない。そのあと西新宿のカメラ屋で、買い物。昔はずいぶんお世話になったのですが、デジタル時代に圧されて品数も1/10位か、もっと少ない。製造中止の張り紙も多い。見たことのない旧東ヨーロッパの紙が、あります。2006年のダイナミック、便利、日本とはちがった細々とした時間が流れていました。善福寺公園は、のどかです。いつも。ありがとう
April 7 はれ
入学式。在校生の合唱、吹奏楽、拍手。この学校は居心地のよい学校かもしれないと思いました。飼い慣らされてもいないし、冷めてもいない。上手にちからが抜けて楽しんでいるのが、音から伝わります。
April 6 はれ
いい感じ。峠を過ぎたいい感じ。いろゆたか。花びらも静にユウックリ、ふわっとおちてきます。一昨日、音羽あたりの神田川を一面花びらが流れる様みました。見事な屏風。ひらけてきました。あつくなります。
April 5 あめ
サクラが入学式までもたない。ネガティブなバイブレーションに共振した(異●気●)説明や言い訳は大嫌い。変わるッて一言。ライク・ア・ローリングストーン!引き伸ばし機の台座に置かれていたレーザープリンターを移動して(6年ぶり!)アナログスタンバイOK。PCワールドが息苦しくなりました。手が動かなくなるのが怖くなりました。こんな時は、まったりとはいきません。逃げなきゃ。サバイバル。約束された安息の地にエクソダス
April 3 はれ
サクラの花びらをたくさんはりつけた車が私の前を走っています。バイクで走るわたしに花びらは渦をまいて降りかかります。道路にも川縁の土手や神社や寺や庭や公園や学校から、飛ばされた花びらがいっぱい舞っていて、横風うけると目の前をよこぎります。井の頭通り、環七、目黒、山手通り、早稲田通り、アパートの駐車場まで、花吹雪の東京です。
April 2 はれ
夕べからの宿泊組もいるようです。午後から雨の予報に、人出はひかえめ。暗雲立ちこめるこんな時にこそ、花見の実力が問われていると言わんばかりに、頑張っている人たちもいます。が、やはり公園作法は「ヌキ」基本でしょう。ひたすら、だらしなく、ちからをぬいて、まったりと・・・、草臥れる。
April 1 はれ
サクラは満開です。一日のうちでも朝と昼、夜と時間を追ってちがうという楽しみは、少なくなりましたが、地上の絵は、開放的です。ひざまくら、はだかの青年、あからがお、サクラの花びらを透かして、降りそそぐ光は、やさしくて、ルネサンス初期の絵画を連想させます。ピエロ・デ・ラ・フランチェスカ。愚痴の捨て場、うさっぱらし飲み屋の顔は、ありません。私たちは、神々、賢者の血を継ぐ美顔です。

 

 

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