善福寺公園まったり日記 http://park.marketp.jp/

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2009
 August 27  はれ

もう秋だね。
当分セミは鳴きつづけるけれど、もうはっきりイメージできる。
子供の頃から、夏が行っちゃうみたいな瞬間があった。
まだまだ暑さはつづくけど、夏が消えてっちゃうんだね。
音も無く。

 August 24  はれ

ツーリングで焼けた腕や腿の皮がむけて、シミが増えた。
陽射しの強い日中の出歩きは止めにして、家で工作。

ポール・サイモンのアルバム「Graceland」マイブーム。

十代から使っている切出し刀三兄弟。
工作や子供のおもちゃをつくってきた。旅行には必ず持っていく、料理にも使う。
やんちゃな使い方をしたら一本、切っ先、刃こぼれしちゃった。
荒砥で1時間研いでも、かたちにならない。

ルパン三世の五右衛門が、「斬鉄剣」を折った時、修行がたらんと へこむあの感じ。

仕方がないから、しのぎ(片刃の斜めの軟鉄部分)に金工用の平やすりでかるいカーブの見当作って、
砥石で出刃包丁みたいな型に仕上げた。
樫の木を削ってみる。
う〜ん、逃げるんだよね!作業のイメージが。
切っ先のデリケートな感覚が伝わってこない。
切出し刀は、やっぱり切っ先まで真直じゃないと、ダメなんだね。

こういう時は、長生きして良かったね!一つ勉強ができたと自分を慰める
iTunesは、ボブ・マーリーのアルバム「Survival」が流れていた。

 August 17  はれ

am9:00。頼まれて、寝子のご飯を買いに行く。かさばるからバイクで。
転がしていたら、もっととばしたくなって、なぜか?国道1号線を走っていた。気持ちがいい。
ポケットには4000円。横浜辺りの量販店で買えばいいか。
国道1号線にも、興味が湧いて、ますます楽しくなって、転がす転がす。

最初に肘の内側が日焼けで赤くなって、痛くて、安そうな服屋を探す。そんなのない。
でも、国道沿いには、作業服屋っていうのが、必ずあって、全国何処でもあるから、
そんなところでダボシャツって選択も有りかナッと思いながら転がす。
そのうちに、露出している腿やふくらはぎまで真っ赤になって、痛みだす。

ニッカ1000円とかかれた看板が、飛び込んできた。
ここだ!
店頭には、白と紺のニッカズボンがぶらさがっている。
もっと派手なのないの?紫とか。
そういうのは高い!素っ気ない女店員の返事。
じゃ、ダボシャツは?1800円から!もっと素っ気ない。
いいやと何も買わずに、転がす
とにかく痛い。袖や裾、すれる部分は、痒痛い。
わかるでしょ?

それでも転がす。ちょっとフォレストガンプみたいな気持ちにもなって、とにかく転がす。
気がついたら大磯の松並木。飲まず食わずに・・・しょうがない!小田原まで転がしちゃえ。
目的を忘れていたことに気付く。走行距離100kmちょうど。
どうせなら、大好きな平日の茅ヶ崎辺りも転がしちゃえ。

素っ裸に近い若者がうじゃうじゃコンビニやファーストフードの店の前でたむろしている。真っ赤になって。
思い出しちゃったじゃん!痛かったこと。赤く腫れて光っている。おまけにお腹が空いていること。
北鎌倉で住んでた頃、入った普通の定食屋に転がる。
お冷やがおいしい。ラーメンもシンプル、値段も変わっていないんじゃない?
オバちゃんがオバーちゃんになってたけど。

帰りの環八の風は、火照ってるせいか、涼しく感じて残暑なんだと確信する。

家についたのは、pm6:00
鏡をみたら、眉の上と鼻の頭と唇の上だけ日に焼けて、赤鼻のデンベェさん。
目的は果たせなかった。

 August 16  はれ

東京で過ごすお盆もひさしぶり。
ご隠居さん家に行って、奥さんとノンアルコールのキリンを呑んで、庭のミョウガをいただいた。
半年ぶりにアトリエに通してもらって、合掌。
弥勒や仏やはいっぱいあるけれど、仏壇がないのがいい。
カラッと、カラッとそれがいい

 August 11  くもり

台風それて、芙蓉も笑う

 August 09  くもり

夏のカッとした陽射し、いったい何処へいったんでしょう。
行方知れずのノリピーも無事逮捕されたというのに・・・。

二、三日前の夕立ちでセガレが、教科書ベタベタに濡らして帰ってきた。
くっつかない様に、全ページ開いて本をたてて、
扇風機で乾かしています。
四月に買ったばかりの世界地理の教科書が、カーリーヘアーみたいに膨らんで端から乾いていきますが、
数日はかかりそう。

この時期、平和や核についての番組が多い。
何度も何度も、体験者が経験を伝えても、会議を開いても、集会をしても、賢者?がメッセージだしても、
何処までいけば、何時まで待てば・・・ 核のない平和な世界は、あるんでしょうか?
♪いいかい坊やお空吹く風が知っているだけさ♪ 千の風? イヤァ!ちがう!

手塚治虫の「火の鳥」のように200ページ位の、
くどいドラマを含んだまま、
あっさり、1ページ位で、
人類、愛、星一つ消えたり・・・。

乾いたページを拾い読みする。
僕らの頃より、そうとう複雑になっているらしい世界は。

たぶん!
火の鳥は、人類をリセットしない。

 August 04  くもり

マース・カニングハムが逝った。表現?いや、たぶん自分を模索し輝いていた巨大星。
合掌。

多感な時期に気持ち揺れたものや日常を今でも好きとは言切れないが、そんな線引きやサバイバルも有りなんだろう。

早朝、ラジオを流してウオーキング?散歩している老人とすれ違う。
音は、モノラルで割れている。
みのもんたや毒蝮三大由?みたいな、元気な声じゃなくて、生真面目な声のアナウンサーだ。

ちゃぶ台囲んで正座して、親父だけはアグラ。
玉子一つに醤油を入れてかきまぜて、兄弟で分けあってご飯にかける。
塩引きの鮭はごちそうで皮まで取合いだ。みそ汁はシジミ。
塩漬けのナスやキュウリには箸をつけるが、ぬか漬けには箸がのびない。(今はどっちも好き)
あの時に流れていた音だ。
音の割れた生真面目な声はそっちの方向にDJしている。

ボケちゃってストーリーもわからずテレビを見ている親父に、ラジオをプレゼントしよう。
街中を大音量でラップを流して走る車のように、今日は思わなかったから。

 August 01  くもり