2005.10
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尺の画礁 2005年10月20日(木)~23日(日) |
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October
30くもり |
ゲートボール場脇のアトリエは、引っ越してきたときから気になっていました。今日アトリエの主にお会いすることができました。91才のさわやかな彫刻家でした。私が話した最高齢の方です。去年から石彫をはじめられ、日展に出品されているそうです。善福寺公園には昭和20年からアトリエを構えているそうです。たくさんの石膏の原型がころがっています。山積みになった原型はエスキース、自慢や権威とかアトリエのどこにもありません。静かに笑って「いいもんはできんもんやね〜」眼の光は澄んでいます。 |
October
24はれ |
アパートのドアを開けると、つれが青い顔をしています。どうした?妻ではなく息子が、嬉しそうにこれ。カブトムシの幼虫です。22匹。しびれました。でかいいもむし。場所はいえませんが、公園内です。ルール=絶対に秘密、ともだちにいっちゃいけないよ。確認=面倒みれるの?みれる。水槽や桶5つにわけてベランダに。わけわかんない扶養家族がふえました。 |
October
23 はれ |
展覧会を終えました。これについての感想、展示品の口上は近じかUPします。家族で搬出。JR恵比寿駅ビアステーションでランチ。昔ちょっと怖かった恵比寿は,ガーデンプレイスで流行った時も過ぎ、休日にもかかわらず、人はまばら。オーダーしたジャーマンポテトを息子はファミリーマートの牛肉コロッケの味、と微妙な表現。おかーさんととデートしてた頃は列車のビアホールだったんだよ。へー・へー・へ〜。ボーリングしてから美術館、家族の大好きなイームズの展覧会をみました。つぎにコレクションする”まったり”イームズチェアーきめました。いつになるやら・・・。荻窪からのバスのなか息子は寝ています。
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October
19 あめ |
目黒美術館にバイクで搬入に行った帰り、進化?した目黒、恵比寿、渋谷あたりを脇見運転していたら道に迷いました。渋谷新南口?ここは国鉄の引き込み線があったところ、田舎もんの憧れ寺山修司を見かけた並木橋辺り。正面の雑居ビルの3階に予備校があった。ここから私の東京は始まった。この場所であっという間に逝ったカリスマ”有元利夫”にデッサンを習った。確かに私の東京はここから始まった。殺風景だった空き地は2005年様式に、30年の時間は感情から感覚へ。ある瞬間にいかりをおろしていてはいけない。時代遅れでもいいというのなら揺れてはいけない。わたしのとなりの展示は60年代のアンダーグラウンドのカリスマJ・A・シーサー。山手通りは原宿ラフォーレ辺りまで明日の進化?成熟?退行?の工事の渋滞。明日は”おたくのカリスマ”の搬入のサポート。見送ったのは風 |
October
17 あめ |
煙草が消えずに部屋中に澱んで。『いつでも呑んでいてほしいのよ。だから控えてって』雨降りはいつも。エコー1箱。『ブルースコードもでたれめ、ちょうーしっぱずれの太鼓ばかり』ハイライト1箱。『イカ干そうよ』ビール1缶。電話は留守番。ベランダに空き缶。「隠れて呑んだでしょ」静かに呑んだ。あまだれはショッパン?」「おーたひろみ?」雨の日はいつもにぎやか。
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October
16 あめ |
息子の習い事のお母さんとユーミンの話をしました。小手を外されて痛がる子『女性の強さ?みぎあがり』先生に面の結び目を引っ張られて、たち位置を直される子『絵をうたう』涼しい風『真夏すぎ秋から冬?』一本とられて悔しがる子。「あのつよさやさしさではないよね』胴衣をたたんだ息子。「もう〜はらペコペコ!」雨上がり
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October 15 くもり |
のんびりまったりよっぱらいました。移動しながらシャッターは押せません。はいいろにうすだいだいを染みこませた空色は、私の居場所、動けません。人はしあわせを望んで生きているのではなく、いまあるしあわせを感謝するためにだけに生きているとのだおもいます。酔っているときは。本気で。 |
October
14 はれ |
昨夜の天気予報ははずれて、すがすがしい青空が広がっています。日差しは強くアスファルトに家の三角や台形の影を映します。坂の多いこの町では坂の上に立てばいくつもの影が遠くまで並んでいるのが見渡せます。キンモクセイの香りや遠くを横切る猫や宅配のトラック、郵便配達の赤いバイクが鮮やかです。空の高さは私たちの創ったものや知識や知恵が、地面に張りついていることを知らせます。メタセコイヤの大木さえも。上池のテーブルのある広場で昼食をいただきました。 |
October
13 はれ |
愛のバトンタッチ |
汗水流すか、盗むか、譲られるか。お金儲けってそれくらいしか知らなかったけれど、近頃のホリエモンや村上ファンドの新しさにはついて行けません。法律には触れないが、白と黒の塗りかえオセロを楽しむように塗りかえてゆく。そこに働く人たちの志、ファンの気持ちが気の毒な気がする?パーな私ですが、”いざなう”ということが大切だと感じたのは、中学生の頃聴いた、ニッポン放送の亀淵さんのオールナイトニッポンやTBS放送のパックインミュージックなどの深夜放送のDJからでした。投資により塗りかえられた会社組織や経営方針は何をいざなおうとしているのか?投資って可能性のある個人や会社に対して応援?して利益を生むくらいにしか考えていなかった、ほんとうにパーな私にはわかりません。さわやかな風が吹いても、空がどんなに青くても。 |
October
12 はれ |
まだセミが鳴いています。気持ちがいいのでバイクに乗りましたが、半ズボンでは足が寒い。まだ鳴いているセミは果たしてパートナーをみつけることができるのか、それとも競争相手が少ないから容易に出会えるのか、私は後者を信じています。忙しさのちょっと休憩にそんなことを考えるのが好きです。 |
October 11 くもり |
昨日の善福寺公園。 |
October 7 くもり |
闇かおる花、闇・・・花。ダークサイドーエンジェルス。霧雨の天使。 |
October 6 くもり |
秋って誰かと別れたとか何かを無くしたとかなくて、いつもと変わらないはずなのに 何となくすずしい気持ちになります。ハーベスト&イートwithイマージュやっぱり何を言っているのやら。 |
October 2 はれ |
彼岸花・・・。その花の容姿、タイミング、陽当たり等の印象を完璧に置き換えた名です。花言葉的なお気楽さを許しません。あちらに行きそうなギリギリの緊張感があります。サクラの酩酊感は現実とあちらが曖昧ですが、彼岸花はこちらとあちらの境がシャープ。何を言っているのやら。 |
October 1 はれ |
青い空だょ運動会♪若い血潮の感激に〜♪小学校最期の運動会にもなると自分自身のの得手 不得手がよくわかり、園児のようにビリでも笑ってゴールする歳ではありません。息子は朝から機嫌が悪い。準備体操では、あくびの連続。100m競争は案の定 ビリ。得意のダンスも4年生まで。うかぬ顔でお弁当。その後、騎馬戦で最期に残って、気を取りもどし、器械体操ではみせてくれました。上になっても、下になってもキラキラ輝いていました。遠くの私や妻に自信ある視線を送ります。閉会式では周りの友とじゃれあってニコニコ、生意気云ったり悩んでもやっぱり我が子です。ファインダーが曇ったのは、子ども達とさわやかな風が巻き上げた砂煙だけのせいではありません。 |