The White Papers

 

2004.4月
6月

2004.6月

04.6.8

曇り

カモの交尾。自然の営みにもの申すことはないのですが雀やマガモやカメやネコのそれと違って集団レイプ事件みたいで.....いやなかんじがする。手塚治虫の「火の鳥」全13巻読み終えたばかりの私にはこいつらの前世はと文化的に勝手にいい加減にどうでもいいやとうんざりします。ああ人間美しい太極拳みました。アジサイ満開。

04.6.10

曇り

自転車の荷台にカルトン広げて大きな水彩画を描いているおじいさんがいます。              同じサクラのねじれた幹を何年?も描いているおじさんがいます。                   自分の人生で一番大切なものは自分自身なのだと静かにメッセージしてくれているようです。おおざっぱなメッセージでは人はうごかない。

04.6.10

曇り

インコが群れを作って空を飛びます。カゴから飛び出した鳥は人に悪く言われてもやっぱり自由な気持ち良さがあります。生まれた空から遠く離れて子孫をつなげているインコは夕日に映えて美しい。

04.6.11

デジタルカメラを買いました。オート撮影・オートフォーカス・ズームレンズのいたせりつくせりのカメラなのですが、勝手にストロボが光ったりおせっかいなのが気になります。昭和40年代のカメラしか使ったことのない私にはスペック全てがあこがれだったのですが、ボタンが多すぎて解りません。ピントも素っ気なくてくっきり写るだけという感じ。撮った時の気持ちとかが甦らないのに、データがしっかり記録されていて未来の機械です絞りやスピードの値もアナログカメラよりアナログ的というのか細かく歯切れが悪いと思います。文句ばかりですが、大切に使います。スイレンが3分咲きくらいです。

 

04.6.14

晴れ

ビールを飲みながらトンボを撮っていました。一番好きな虫かな。本当に気持ちのいい日でした。子供の頃見た黒沢年男や加山雄三のでてくる東宝の戦争映画と頭の中で混ざり合います。宙返りや急降下 かっこよく描かれていました。悲惨やみじめを美しく力強く描かれていたのは戦争から遠ざかるよい繁栄の時代だったからでしょう?それとも美しく表現しなければ申し訳ないくらい国民に気の毒なことが戦争にはあったのでしょうか。 「プライベートライアン」や「シンドラーのりスト」のようには描かれるのは戦争が近いからでしょうか?「兵隊やくざ」の勝新や田村高広にずっーとあこがれているわたしは今を見ていないのでしょううか。変?酔っぱらっています。

04.6.20

晴れ

飼っているシマリスを子供が飼育の途中に誤ってけがをさせてしまいました。右足の脱臼で引きずりはなおらないとの獣医の診断でした。飼いならしただけのことを友達になったと錯覚していた息子は泣いています。「動物は基本的に人間が嫌いです」と言っていた岩合光明さんの言葉が重くのしかかります。

04.6.30

晴れ

朝の雨が晴れて光のまぶしい午後でした。ホームレスのおじさんが拾った猫見かけません。おじさんも会わないけれど・・。風の対良い陽の多い6月でした。そうそう今日セミが鳴いていました。

 

 

2004.4
6

 

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