2004.4月 | 5月 |
5月
04.5. 1 晴れ |
暑い一日でした。下池でドラマの撮影をしていました。ドラマはあまり見ないけれどロケは遠くから楽しく見学しています。長いコード敷かれていたり レフ板や マイク高くかざされている緊張感が好きです。男を竹刀を持った男が追いかけるシーンです。2度のNGがありましたが全力で走っていました。いぜんロボタンの頭をとったとき女性が入っていたのはビックニュースでした。パトカーの車内で昼寝をしている警官を見れるのもロケならではの光景です。 |
04.5. 2 曇り |
寒い日です。 |
04. 5. 4 曇り |
台風なみの風の強い日。池の波を見ていると風が一方向からだけでなくいろんな方向から吹いてくるのが分ります。南風とか北風といえるほど簡単な方向から吹いていません。ブルーグレーの雲がにぶく輝いて すこしのぞく青空にかかる雲の端はとんがっています。木々の葉はうらの白い緑を一瞬だけ見せながら波打ちます。遠くから、背中から、滑らかにうねります。骨のない動物の肌みたいです。ケヤキの若葉は大きな音で唸ります。 |
04. 5 7 晴れ |
菖蒲の黄色い花が満開です。5/5はスーパーで買った菖蒲の葉を湯船に浮かべましたがパンチにかけました。切り花のいらない葉っぱを束ねて売っているっていう感じ?下池の鯉のぼりは大変な被害で来年は....という気がします。実家や親戚に揚げなくなった鯉のぼりがないかたずねてみます。 わが家の鯉のぼりは日曜日まで揚げようとおもっています。 |
04. 5. 9 曇り/雨 |
エゴノキの白い花が池におちてすこしずつ広がります。今朝一番でうるさいのは鯉です。葦の浅瀬に乗り上げたり しっぽを空に立てたり 腹を見せたり 入れ替わり立ち替わりさながら乱●パーティ?です。マラソンの年寄りは立ち止り カモやバンは漁父の利得たりと集まって何かをつついています。左の耳にブーッと屁のようにウシガエルが一発唸りにました。 |
04. 5. 11 晴れ |
今年一番の暑い日。死んだ子亀を拾いました。場所は坂を上った浄水場の側溝のあたりです。5センチにも満たない体では側溝をのぼれなかったのかトライしているうちにひっくり返って起き上がれなかったのでしょう。去年大きな亀が浄水場の塀をくぐっていくのを見かけたことがありましたがきっとその亀の子ではないかと思っています。ずいぶん遠く迄きたもんだと思たことを思い出しました。子亀が車にもひかれず道路を渡り人にも見つからずに池迄たどり着くのはもっともっと大変なことだろうと考えると命のまじめさとCOOLな運命を小さなからだが教えてくれます。飯も食わず水も飲まず遠い道を歩いて暑い陽にさらされてひっくり返ってもがいて一生懸命生きた、生まれてきただけの命。知恵とか心とか邪魔物だなと思いました。カナブンもひっくり返っていました。 |
04. 5. 12 晴れ |
ヘビイチゴが生っています。学生の頃 上野奏楽堂の脇に生っていたヘビイチゴをヨゼフ・ボイスが食べたのを見たことがあります。70年代からオルタナティブ運動や反戦・自然保護・リサイクルなどをミヒャエル・エンデと供に市民の側から世界に広げた20世紀の広告塔がホッとした表情をしたのを思い出します。せがれの友達のS君とつまんでみました。うまくないねといったら『これはマズイとはいわない』とかえされました。たのもしい未来が育っています。
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04.5.21 晴れ |
とても陽射しが強くて肌が焼けるのがわかります。5月後半というのは夏?梅雨前の今頃を季節的にはなんと呼ぶのでしょう。初夏?いくつになっても分かりません。アジサイのみどりの蕾のまわりから不思議な蒼や赤むらさきに変化してきました。梅雨の女王様が静かに舞台に立ちました。 |
04.5.22 雨 |
西荻のフリーマーケット はりきっていたのですが朝の小雨で断念。近所のコドモたちにいっぱい声をかけていたので朝早くからがらくたを紙袋にたくさんつめ込んで集合騒がしい一日。 |
04.5.31 晴れ |
アジサシ?がいます。しろい細身の体をひらひら舞って 瞬間垂直につきささる。ハンティングは美しさと残酷をもったまじめないとなみです。どんなコメントも無意味です。遊びのハンティングは楽しげに盛上がっているけれど退屈なバラエティ番組のようです。 |
2004.4 | 5
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10
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